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- 「今ある住宅を新築以上の価値に再生する!」 これが私(大浦)の使命です。
24歳の時に母親と共に建売住宅を購入いたしました。
外装はタイル張りでデザインもよく、室内は当時では珍しいロフトがあり、母と共に内覧をした際には一発で気に入ってしまいました。
ガレージも3台駐車が出来る私にとって希望の物件です。
特にひどかったのは、外装のタイルが剥がれ落ちたことです。
早々に不動産業者に連絡をすると「建物については工務店に言って下さい!」とのことだったので、工務店に連絡をして担当者に来ていただきました。
そして後日、工務店責任者とタイルを補修する職人さんが来て、剥がれ落ちた部分だけを修理しました。
当時、内装職人であった私は外装のことはあまり理解していなかったのですが、こんな私でも部分補修だけでは駄目で、違うところもすぐにタイルが剥がれ落ちることぐらいはわかりました。
そこでタイル職人さんに「ほかは直してくれないのですか?」と聞くと、その職人さんは言いにくそうに「剥がれたところだけ直すように言われているので、ほかは直せません。」とのことでした。
そして私は続けてこう聞きました「他の部分も剥がれかけていますよね?」と、、、、
すると職人さんは「はい」の一言でした。
職人さんにお願いしても話にならないので、工務店の責任者に何とか他の部分も直してもらうようにお願いすると、なんとその責任者は「ごちゃごちゃうるさいねん!お前が見て買ったんやろ!何をいまさら言うとんねん!」
私は後頭部を金属バットで殴られたかのような衝撃が走り、その場で立ちすくんだことを今でも覚えています。
この経験を生かして、私が住んでいるような欠陥住宅や老朽化が進んでいる住宅を「外装リフォーム」で再生できれば、日本も欧米のように長持ちする住まいが遺せると、私は本気で思っています。